booku バイク乗りになる？

晴れ渡った日曜だというのに特に外出する用事もなく家でゴロゴロしていたところ、kenzさんが遊びに来た。
10年来、色々とお世話になっている先輩なので、積もる話も多くさまざまな議論に花を咲かせ（たんなる世間話っていうかバカ話ですが…）、またたく間に時間が過ぎ、そろそろ日が暮れかけてくる頃になった。楽しいひとときは、釣り場でもキャンプ場でも、そして自宅でもあっという間です。


↑とりあえずyauもまたがらせてもらい記念撮影。カッコいい！？

で、一通り話しも盛り上がってひと段落ついた頃、バイク乗りであるkenzさんから「そういえばさ、バイク乗りたくならないの？バイクでツーリングとか行って、キャンプとか、サイコーじゃん！今から後ろに乗っけてやるからちょっとバイクの醍醐味を感じてみなよ」と提案が…。
「え～っ！？今からですか？」と完全におよび腰ではありましたが、まったく興味がないワケではなかったので、それじゃあ試しに一回りだけ、と乗せてもらうことになりました。
kenzさんのバイクは、Buellという1200ｃｃの大型バイク。改めて見せてもらって、本当にカッコいい！バイクの知識はまったくないので、年式やモデルなんかは分からないけど、あまり見かけないモノらしい…。
kenzさんという人は、なんでもカスタマイズすることが好き。昔からバイクはもちろんのこと、趣味のモノやあるいは仕事の上での製作物も、さりげない存在感と味わいを持った渋くて奥の深い改造をする人なので、このbuellも色々なカスタムパーツを身にまとっていて、それと同時にどこか温かさを持っている。このへんが、人柄を表しているようで面白い。
それで、まずはエンジンをかける。腹の底に響くような、迫力の重低音。
言われるがままにまたがってみる。ハンドルを軽くにぎり、空を見上げる。ヘルメット越しの、夕焼けの赤と青空のシアンがまざりあった茜色が綺麗だ。この空を見上げながら、自分でバイクを駆って郊外の緑の多い道を走ったら、さぞ気持ちよいだろうな？一瞬心がぐらつくのが分かった。
バイクの免許は持っていないので、kenzさんの運転でゆっくり走り始める。思ったより風が顔にもろに吹き付けて寒い…。
そして、すこし開けた通りに出て加速。これがバイクの加速かぁ？なんて感じたのも束の間…。








ぎょえ～！！！！

生身の体で60キロも出ている！！！それなのに、得も言われぬ不安定な体勢。
そして顔面が寒い！！！＆鼻水が止まらない！！
そーいえば、bookuはジェットコースターも乗れなかったのです…。
この一瞬で自分の中で、「俺、バイクに向かない」と結論が出た。（やっぱり乗り物は、4輪にかぎる）


たった数分走り、ぐるっと回って自宅マンションが見えた時は、大荒れの海で船酔いと戦いながら釣りをして、やっとの思いで沖から港に戻ってきた時と同じくらい嬉しかった…。


というわけで、bookuの人生における選択肢の、バイクという一項目が完全にＤｅｌａｔｅされました（笑）






あ、それとkenzさんへ→夜8時以降は出入り禁止でお願いします。近所迷惑です（笑）