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色々、迷ったのだが、今年は例年通りのキャンプではなく電車で旅に出ることにした。(kuma留守番でごめん…)
以前、東北方面にキャンプに行った時、車で走っていて気になった電車があった。電車がこんなに海のすぐそばを走っているなんて(それも何十キロも!)と感動した事があったのですが、「いつか、この電車に乗ってみたいな」とyauと話をしたのは、もう3年も前になる。
秋田の八郎潟から海沿いを走って白神山地へ向かった時に、国道に平行して走っていたその電車は、五能線という、鉄道マニアなら一度は憧れるれっきとしたJR線らしい。この路線は、秋田の能代から青森の五所川原までの140キロ余りを延々と海沿いを走っている。最近では、観光路線としても有名で、鉄道マニアのみならず、一般の国内ツアーでも見かけられるほど、メジャーになっているローカル線(何か矛盾があるような表現ですが…)なので、知っている方も多いと思う。このメジャーなローカル線「五能線」は、四季折々の趣があるようなのだが、僕個人としては、やはり北国ならではの、雪の中で乗ってみたいと思っていた。
もともと僕は、電車旅行が好きで、学生の時は青春18きっぷを使って東京から四国まで20時間電車に揺られっぱなしの移動を苦にもせず、むしろ嬉々として楽しんでいた。そして、やはり30歳を過ぎた今でも、電車で旅行に出るなら、18きっぷ=普通電車、と思うワケです。
どうせなら、徹底的に電車に乗りまくる、電車に乗ることが目的の旅行を今回は計画し、時刻表を片手に夜更けまで思いを馳せる日々。旅は、旅行中も楽しいのですが、やはり事前の計画段階でも楽しいんですよね。
初日は、事情があってお昼ごろ柏を出発し、常磐線普通電車を乗りついて仙台まで行って一泊。
2日目は、仙台から東北本線、北上線を乗り継いで秋田まで行って一泊。
そして3日目にいよいよ念願の五能線に乗車し、青森県の津軽半島のすぐ下の鯵ヶ沢温泉で一泊。ここで新年を迎えます。
そして翌日は、青森を通過し太平洋まで出て盛岡付近で一泊の4泊5日、朝から晩まで普通電車に乗りっぱなしの旅です。
ちなみに、僕はいわゆる「鉄道オタク」ではないと思っていますが、時刻表とにらめっこしながら、「あ~、秋田縦貫鉄道にも乗りたいし、IGR青い森鉄道にも憧れる~」などとつぶやきながらため息をつく自分に、「なんか俺、鉄オタっぽいな…」とまんざらでもない思いでいる今日この頃です。