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先週の3連休は、夏のお盆休みにも遊びに行った栃木県日光市にあるワイルドフィールズおじかへキャンプに行ってきました。
こちらは、完全予約制でサイトのプライベート感が高い、環境抜群のキャンプ場です。
お盆休みや行楽シーズンの3連休など関東近郊のキャンプ場は、どこも混雑必至の状況ですが、ここだけは別世界。適度に手入れされた林間に配置されたサイトは、すぐ下を流れる渓流男鹿川(おじかがわ)の適度な川音に包まれて、他のサイトからの物音は殆ど聞こえてきません。
特に最奥のNo.4サイトは、お隣とは30mほど間隔が空いていて、一番静かでノンビリできるお気に入りのスポットです。ただし管理人さんにお聞きしたところ、やはり最奥ということで、トイレ、炊事棟から距離があるため、あまり人気はないみたいです(@@)
環境を重視するか、便利さをとるかってことですかね~。ウチは、迷うことなく環境を重視します!
そういえば、どこのキャンプ場に行っても不便さを顧みず、フリーサイトだったら最奥のサイトをチョイスしてます(笑)
ここのキャンプ場はネットで調べてもあまり情報がないので、少し詳しく、キャンプ場のインプレなどをUPしようと思います。
ココは、キャンプ場だけでなく、ロッジも8棟併設されています。
我が家は、ロッジは利用した事はないので、キャンプ利用に限ってのインプレになります。
◎場内の設備について◎
・炊事棟は、室内にあるので虫の死骸が散乱しているような事もなく、清掃も行き届いているので清潔。給湯器もついているので、秋口の水温が下がってくる時期でも快適です。
トイレも炊事棟内ににあって、男女1個ずつウォシュレット付きが完備。こちらも清掃が行き届いていて綺麗です。
ひとつ難点を挙げるとすれば、この炊事棟は、ロッジになっていて、ロッジに宿泊している方との共用となっていること。入り口は別ですが、キャンプのお客さんがゾロゾロと出入りするので、そのロッジに宿泊している方が、迷惑そうな顔をしている事がありました。たしかに他のロッジはトイレ、シンク完備なのになぜか、ここだけキャンプサイトとの共用で、あまり良い気はしないでしょうね…。笑顔で挨拶して、少しでも嫌な印象を与えないようにしましたが…。
また、トイレの数が少ないように思いますが、30~40mほど歩いた管理棟にも男女トイレがあり、障害を持った方用のバリアフリーの個室トイレも完備されています。ロッジにはそれぞれにトイレが完備されていますので、数的な不便を感じる事はまずないでしょう。夏の満サイト時でもまったく混乱はなかったです。
・シャワー施設
受付棟に無料のシャワー室が完備されています。男女別合計6室。カーテンで仕切られたシャワールームです。夏の暑い時期には、とっても重宝しました。
今回は、もう寒かったのでシャワーは使用しませんでしたが…。温泉は、車で15分ほど行ったところに中三依温泉センターというところがあります。塩原温泉へも20分ほどですので、こちらもオススメです。
・チェックインとアウトの時間は結構アバウトみたいで、規定では14時~11時なのですが、前後2時間くらいは大目にみてもらえるようです。ただし、我が家は最終日、夕方までノンビリしたかったので、ディキャン扱いにして1人@800円の追加料金を払いました。その場合、5時までゆっくりできるので、それでも良いかもしれませんね。
・車の乗り入れ
車は進入禁止となっています。いわゆるオートキャンプ場ではないです。
駐車場に車を停めて、リヤカーに荷物を載せて、ガタゴトガタゴトとサイトまで数百m、荷物を運ぶことになります。
このリヤカーで荷物を運ぶという手間が、何か日常からのトリップというか、別世界へ足を運ぶような儀式のようになって楽しいです。
・サイトは林間に位置し、広さも十分で、リビシェル+トンネル+アメニティなんていう組み合わせでもOKでした。テントを張る部分だけは水はけが良いよう砂利が敷いてあります。実際この夏3泊した時は、一日に数回ゲリラ豪雨に見舞われましたが、水溜りになることもなく、すぐに水がはけました。
サイト数は、5サイト+2サイトあります。
この+2サイトというのは、以前はキャンプサイトではなくティピーを建ててあって宿泊施設として使用していたようなのですが、今はキャンプサイトとして利用できるようです。
WEBの予約ページには項目がUPされていないのですが、満サイトの時や飛び込み利用の方などに提供しているようです。今回、ティピーNo.2のサイトを実際に見ましたが、池に面していて、眺望が良く気に入りました。
ただし、このあたりテントサイトNo1、No2、No3と距離が近く、お隣との距離が10mほどとなります。それでも、他のキャンプ場の区画サイトなどと比べれば、十分プライベート感は保たれていますが…。
ティピーNo2サイト。池と管理棟を臨む。
区画分けのない、芝生のフリーサイトも用意されています。写真のようにアスファルトで舗装された道路脇なので、若干情緒に欠けますが、広場を臨む開けた眺望と林間ではないので日当たり良好な点がとても良いです。車の往来は基本的にはありませんので、騒音等は心配ありません。
ひょっとして、10月以降の朝晩が冷え込む時期は、こちらのフリーサイトの方がオススメかもしれません。料金も1人@1000円とお得です(笑)。
フリーサイトからの眺めは、こんな感じです。
・営業期間についてですが、4月のGWから11月上旬までとなっています。これだけ環境が良く、薪ストーブ付きのロッジなどもあるので、ぜひ冬季も営業して欲しいところです。
管理人さんとの雑談中に聞いたところによると、毎年秋の終わりから冬になると山の方からカメムシの大群が押し寄せてきて、ロッジの中がカメムシだらけになってしまうそう。「ちょっと大げさですが、空一面カメムシ。それは壮観ですよ~!」なんて笑ってました。
そんな事もあって冬季は営業しないようです。雪も多いみたいですので、除雪作業も大変なのかな?
最後になりますが、このキャンプ場はWILD-1というアウトドアショップが経営しています。そちらの会員になっていると平日で20%オフ、土日祝でも10%オフになります。