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特に天然物の釣りモノともなれば、料亭などある一定のところにしか入荷しないようで、僕みたいな庶民が口にするためには、そりゃー自分で釣ってくるしかないのですね。(ちょっと気の利いた魚屋やデパートではキロ4000円~5000円ほどで売ってますが-笑-)
yauへは「ね!ヒラメ食べたいでしょ?」と言って、年に一回は冬の太平洋に繰り出すことにしているワタクシ。今年で4回目となるこの釣りですが、ラッキーなことに今まで過去3回、ヒラメ釣りでのボーズはなかったのです!
割りとボーズがアタリマエと言われているこの釣りで、しかも年に一回しか行かないのに、毎回ヒラメの顔を見ることができたのは、僥倖と言ってもいいでしょう、たぶん(笑)。
ま、でも結果として、毎回ヒラメをお土産にしてきた過去の釣行から、ワタクシ、ヒラメ釣りにはなぜか根拠のない自信を持っております。
で、今年もヒラメシーズン到来!
というワケで12月13日(土)。
「この不景気なご時勢に船代12000円を払ってまで、ギャンブル的要素の強い釣りに行くのか?」というyauの蔑むような視線を無視し、会社の同僚の釣り仲間3人で、鹿嶋港の幸栄丸という船宿へ行くことにしたのです。
当日は、午前3時に集合。
1台の車に分乗し一路、鹿嶋港を目指します。
港に着いたのが午前4時50分。着いてビックリ、駐車場がない。それどころか、駐車場所を探して後から後から港に車が入ってきて、大渋滞。それくらい港の中が、ヒトヒトヒト!でごった返している。
さすが冬の人気魚種だけあって、どこの船宿も満員。すげぇ~!
結局、港内の駐車場には停めることができず、少し離れた道路に路駐することにし、準備して船へ向かう。
停泊中の「幸栄丸 ヒラメ船」と立て札のある船を見て、二度ビックリ!
船のミヨシから大ドモまで、ギッシリと人が埋まっていて入る場所がない…。幸栄丸って初めての船宿なのですが、こんなに人気の宿だったとは!?
こんなコトなら、鹿嶋でいつも利用している清栄丸にすれば良かった。
ま、今さらしょうがないので、中乗りのアンちゃんに、「どこか入れる場所ない?」と聞いてみると「そしたら2人はアソコ!」と指をさす場所は、船の先端も先端、座席もないミヨシのお立ち台の上。ここで、正座でもして釣れ!ってことですか~?「そんでもう1人は、ココ!」と指さすのは、ごちゃごちゃとロープなどが結んであるロッドホルダーも取り付けられないような、中途半端な場所…。ここで、巻き上げのたびに、ロープと格闘しながら釣りをしろ!と…。
「ダメだ。もう帰ろう…」即座に3人で頷きあってクーラーとタックルバッグを持って船から下りる事にした(笑)。だって12000円も払って、これじゃねぇ…。
それを見て中乗りのアンちゃんが、慌てて追いかけて来た。他の船宿に逃げられると思ったのかな?「じゃあ他の場所空けるからさ…」と胴の間のボロッちい竿が数本ささっている辺りを指さす。出船時間ギリギリになってやってくる常連用なのか、5席ほど胴の間がキープされていた。どこの船宿でも常連は大事だし仕方ないコトですが、この満席のごった返している中でヤラれては、そりゃ お客も逃げますって…(笑)。
ま、なんとか席にありつけたことだし、船に乗ることにして受付で乗船代を払って定刻の5:30に河岸払い。
天気予報では、波1.5mで穏やかなナギ日和のハズが、ダッパンダッパンと激しく木の葉のように揺れながら、低速でポイントを目指す。当然、bookuとH氏(両方とも船に弱い)はいきなりピンチを迎える…。
そんななか、今まで船酔いをした事がないと豪語するF君は、オニギリを頬張り始める…。さすが!
ポイントまで45分ほどで到着。
活きのいいマイワシが配られて、準備完了。
ハイ、どうぞ~の掛け声で仕掛けを投入。
今回は、酔い止めを2倍服んできた(違う意味で大丈夫なのか?)Hさんは、まったく船酔いもなく仕掛けにイワシを付けて、釣り開始~!
そして、いつも何かズレたことをしているF君はというと…
イキナリ「おぇぇえっ…」とか言ってコマセを撒き始めた…。
遅ればせながら32歳の冬。船酔い初体験(笑)。
涙目になって苦しそうだけど、ロッドを離さない。その根性はエライぞ!
で、釣り始めるまでの前置きがエラい長くなりましたが…
今日は好調なのかポツポツと船内にヒラメが取り込まれ始めた。
我々の両隣もヒラメを上げた。
今日の竿頭は、5枚も上げたらしい。
しかし、我々には一匹も釣れませんでした…。
一回もアタリもなく、bookuは途中で1時間ほど居眠りをしたモノの、後の二人は最初から最後まで6時間くらいず~っと竿を手放さず、頑張り続けたのに外道すら一匹も釣れなかった。
そりゃ、もう見事なボーズでした。
やっぱ、ヒラメって難しいや…。